2001-11-20 第153回国会 参議院 総務委員会 第7号
そこで、今の制度は一つの代償機能としてセットされておりますけれども、この例えば人事院の機能を強くするか弱くするかに見合って、それは労働基本権の方をどう考えていくかということのいろんなあれがあるので、等級別定数なんというのは勤務条件といえば勤務条件でしょうけれども、勤務条件以外の要素もあるんですよ。だから、その辺どういうふうに、というのは等級が給与につながっているからですよ。
そこで、今の制度は一つの代償機能としてセットされておりますけれども、この例えば人事院の機能を強くするか弱くするかに見合って、それは労働基本権の方をどう考えていくかということのいろんなあれがあるので、等級別定数なんというのは勤務条件といえば勤務条件でしょうけれども、勤務条件以外の要素もあるんですよ。だから、その辺どういうふうに、というのは等級が給与につながっているからですよ。
ただ、これは単純に混在しているわけではございませんで、私どもが等級別定数の査定をするわけでございますが、その査定に当たりましては、それぞれの職務の内容の困難度とか複雑度とかいうものを十分拝見した上でこれを整理いたしますので、職務の内容が単純に混在するということは今後もあり得ないというように考えております。
この本の中を見ますと、公務員二課を中心に自治省の人が手分けして書いたらしいんですが、いわゆる人事委員会の権限一覧に、「標準職務表、等級別昇格基準、等級別定数に関する規則の制定」、こういうのがきちんと書かれておるんですね。地公法八条一の十一に根拠をきちんと示しておる。
しかし、これまで国家公務員の等級別の人員構成とそれから標準職務基準の矛盾といいましょうか、いわゆる等級構成と職務の対応関係についてその都度手直しを迫られるという事態が起きた中で、標準職務表なりあるいは等級別定数の是正という問題が図られてきた事情があります。
したがいまして、標準職務をどうとらえるか、そしてまた、さらに私どもがやっております等級別定数の評定をどのようにするかということがこれからの昇格のスピードにこれはまた関係してくるということでございますので、そういった点を総合的に見ながら、基本的には現在の昇格スピードというものがそう大きくは変わらないようにということでこれからも配慮してまいりたいというぐあいに考えております。
でございますので、できるだけ上位の等級別定数を拡大して給与上上位の等級につけるとか、先ほどのポストにつきましても、できるだけポストを確保していくというようなことでこれまでも努力してきたところでございますが、今後とも一層努力をしてまいりたいというふうに考えております。
重要で複雑困難な税務の職責を負う職員の皆さん方の処遇につきましては、ポストの新増設あるいは税務職俸給表、また等級別定数の改善、これらについて私も人事院へ、これはなかなか出向いて陳情するというわけにもまいりませんので、電話ではございますが、事務当局からきちんとした要請をした後、必ず私からも人事院総裁にお願いして格別の配意を今日までも続けておる。
五十八年、五十九年度におきまして、主任のポストあるいは五等級の等級別定数等につきまして、それぞれ十数名ずつの増加をしてまいっておるわけでございます。今後ともそのような努力を引き続き続けてまいる、このように考えている次第でございます。
と同時に、まさに御質問のありました処遇の改善につきましては、私どもとしましてはできる範囲でということでございますが、まず第一に上位の等級別定数の確保について努力をする。それからまた特殊な勤務体制に伴う諸手当についても改善を図る、そういうことで在来からも努力をしてまいっております。
先ほど来お話の出ておりますように、この税関職員の処遇改善のためには、私どもとしては従来から上位の等級別定数の確保、あるいはもろもろの、何といいますか、職務の性格、業務の特性に見合った諸手当の拡充などをやっていく必要がある、こういうふうに考えて、従来から努力してきでおるわけでございます。
もう一つは、いわゆる格付面でございますが、等級別定数等においても有利な、専門職として格付をしておる。そういう実態でございまして、必要に応じまして、先ほど国税庁からお話がありましたように改定をしてまいっておりますが、この点につきましては、今御指摘がありましたように附帯決議を尊重いたしまして、六十年の見直しに当たりましても十分考慮いたしまして検討いたしたいと思っております。
具体的には、ポストの新増設とか税務職員の給与表の水準の向上、等級別定数の改善、さらには定員の増加というような諸問題があるわけでございます。いろいろ行財政、厳しい状況でございますが、例えば五十八年の給与改定におきましては、税務の給与表の水準差も拡大をしてまいりました。
等級別定数という給与上の問題についてはやっておりますけれども、定員管理、これは御承知のように行管庁の責務でございまして、私の方ではやっておりません。この点ははっきり申し上げておきたいと思います。
下級職は等級別定数で抑えられる、経験年数で抑えられる。 こういうことを考えますと、総裁、これからの給与制度を考えるときも、やっぱり十分そういう点は配慮してやってもらいたいと私は思うんです。そして、いま総裁から人事考課制度については特に考えないというお話でありますが、期末・勤勉手当をつくったときも、なぜ勤勉手当を分けたのかと言ったら、分ける理由がないと言いました、前の総裁は。
が動きますと水準差も動いてくるわけでして、つまり、昇格を一ついたしますと水準差がまた変わってくる、こういうことでございまして、水準差を維持していく、上げていくのは非常にむずかしい面があるわけでございますけれども、〇・〇二ということで非常に御不満かもわかりませんですが、そういう努力はしていることを御理解いただきたいと思いますとともに、今後も税務職員についての給与上の処遇は、俸給表づらと、もう一つは等級別定数
それで、こういう実態でございますので、ただ、等級別定数につきましてはポストの絡みがありますので、定員のようにふやしていくというのには一定の限界があります。
それから、その理由が、等級別定数が他省庁に比較して非常に悪いからだと、こういうように言われておりますけれども、どのように判断をされますか。
○安武洋子君 では次に、国立学校の等級別定数の件につきまして人事院にお伺いをさせていただきます。 国立学校の職員は約十三万人になっております。十三万人ですから全国家公務員の四分の一、これを占めているわけですね。このうちの行(一)の等級別定数というのは、五等級以上が三八・五%、六等級以下が六一・五%です。国立学校以外の特別会計の職員では、五等級以上が五五・二%、六等級以下が四四・八%です。
職員の昇格につきましては、法令の定めているところに従いまして、等級別定数の範囲内で職務の内容、経験年数、勤務成績等を勘案いたしまして、適正に実施いたしております。お尋ねの女子職員の三等級昇格につきましても、同様に適正な運用を図っております。
そのような認識に立ちまして、先ほど申し上げましたように、女子職員ができるだけ上位の等級に昇格できるように、国税庁としては鋭意努力を払ってきたわけでございますが、これは任用が絡む問題でございまして、等級別定数のほかに、職務の内容が上位の等級になると必要になってまいりますので、任用面における配慮を含めまして今日まで努力してきた、こういうことでございます。
等級別定数及び職務の内容との関連がございますが、その許す範囲内におきまして、今後とも引き続き善処してまいりたい、このように考えております。
すなわち、毎年等級別定数の改定に当たっては上位等級の定数の拡大に努めておりますし、その結果、かなり大幅な定数を確保して逐次昇格を行ってきております。
そこで、給与面そのほか処遇の面につきましては、人事院、主計局その他関係方面の非常な御理解のもとに税務職俸給表についての格段の御配慮を本年の人事院勧告でもしていただきましたし、また等級別定数等についても、予算の査定等の際に非常な配慮をしていただいてきているところでございます。これらの点につきましては、今後とも一層努力してまいりたい、こういうふうに考えております。
国税庁といたしましては、税務の職責を担う職員が安んじて高い士気のもとでその職責を全うしていただくために、それにふさわしい処遇が図られますよう従来から努力してまいっておりまして、なかんずく税務職俸給表の水準の問題、それから等級別定数の改善あるいはそれに見合ったポストの新増設等、従来から非常に努力をしてまいったところでございます。